玄関収納を整理するコツ|靴・傘・小物の定位置を決める10の工夫

靴や鍵、郵便物の置き場を分け、通り道を空けた玄関
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靴箱に入りきらない靴や、棚上に残る郵便物を見ると、収納を増やすべきか、置く物を減らすべきか迷います。玄関にある物は使う頻度も次の行き先も違うため、見えている物をまとめてしまうだけでは置き方を決めにくいものです。毎日使う鍵と家族へ渡す郵便物では、同じ棚上にあっても、その場所に残す理由や必要な扱いが異なります。

玄関収納を整理するコツは、使う物と置き場の関係を確かめ、取り出すときと戻すときの動作まで見て考えることです。この記事では、収納用品を買う前の整理から、靴・傘・小物の定位置づくり、使い始めたあとの見直しまでを扱います。作業する場所を一か所に絞り、物の用途と使用頻度を確認してから、今ある収納で置き方を変えられるか見ていきましょう。

靴箱は靴の高さと棚の関係を、家族の持ち物は使う本人が取って戻せるかを確かめる順で説明します。追加収納についても、設置できる寸法に加え、物を入れた状態でのドアの開閉や出入りを確認する観点を取り上げます。私は、片付いて見えるかだけで決めず、あなたが普段どのように使い、どこへ戻すかを判断の軸にしたいと考えています。靴の置き場は種類名だけでは決まらないため、日常的に履く物と、季節や用事に応じて使う物を分けて考えます。

この記事のポイント
  • 玄関全体を一度に片付けず、一か所の物の用途と戻し先を確認するところから始めます。
  • 靴は使用頻度で置き場を分け、高さと棚の関係を見直してから収納用品を検討しましょう。
  • 家族の定位置は均等な広さより、使う本人が取って戻せる位置かどうかで考えます。
  • 郵便物の行き先や雨具の一時掛けも決め、収納後の出入りと掃除のしやすさを確かめてください。
目次

玄関収納の整理は、物の選別と使いやすい配置から始める

  • まずは一か所を選び、出ている物の理由を確かめる
  • 靴は使用頻度で分け、玄関に残す量を決める
  • 靴の高さと棚の間隔を合わせ、余った空間を見直す
  • 家族ごとの場所と、本人が戻せる高さを決める
  • 追加収納は、置ける寸法と出入りのしやすさで選ぶ

まずは一か所を選び、出ている物の理由を確かめる

まずは一か所を選び、出ている物の理由を確かめるの要点と図解

玄関全体が散らかっているときは、見直す場所を一か所に絞って始めましょう。まず靴箱の上やたたきなどの範囲を決め、次にそこにある物の用途と残っている理由を確かめ、最後に毎日使う物の戻し先を仮決めします。使っている物まで一律に片付ける対象にしなくて大丈夫です。

場所を区切ると、今回判断する物の範囲がはっきりします。確認されている範囲では、出ている物を使用中の物と置き場所が決まらない物に分ける提案があります。見た目だけでしまう物を選ばず、日常品を取る動作と戻す動作まで確かめることが、配置を考える手掛かりになります。

  1. 靴箱の中が気になっていても、今回は靴箱の上だけを見る、と範囲を決めて構いません。場所を区切る進め方なら、玄関の物を一度にすべて広げることを前提にせず、選んだ場所の置き方から検討できます。
  2. 例として棚上に鍵、郵便物、紙袋があるなら、ここで使う物、あとで移す物、今は使っていない物という役割を考えてみてください。同じ面に置かれていても、すべてに玄関内の保管場所が必要とは限りません。
  3. 今日履く靴が出ている場合は、長く履いていない靴と同じ理由で置かれているのかを確かめましょう。床に物がない状態だけを目標にせず、使用中なのか、戻し先がなく残っているのかを判断の軸にします。
  4. 毎日使う物の置き場は、取れることに加えて、使ったあとに戻せるかも試してください。扉を開ける、物をよけるといった動作がどの程度必要かを見ると、見た目だけでは分からない使い勝手を比較できます。
  5. 置き場を探すときは、靴箱、玄関ドア、土間と壁面に分けて使える場所を見てみましょう。この区分は不足する役割を探すためのものです。空いている場所すべてに収納用品を取り付ける必要はありません。

一か所に範囲を絞り、物がある理由と、毎日使う物の戻し先を確かめましょう。

靴は使用頻度で分け、玄関に残す量を決める

靴は使用頻度で分け、玄関に残す量を決めるの要点と図解

靴箱がいっぱいでも、すべての靴を処分することから始める必要はありません。通年の日常用、季節用、特定の場面用に分け、自分の使用頻度で置き場を考えましょう。必要な低頻度品は、移動先に保管場所がある場合に限り、玄関以外へ移す選択もできます。

日常的に使う靴と、出番の少ない靴では、取りやすさの優先度を変えられます。購入価格だけで残す判断をせず、現在の用途や傷みも見てください。別室へ移すなら保管場所の余裕を確認し、箱へ入れるなら汚れと湿りを確認する、という条件も合わせて考えましょう。

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観点 確認すること
分類の基準 スニーカーは通年用、サンダルやブーツは季節用、冠婚葬祭用は場面別という分け方を出発点にできます。ただし、名前だけで使用頻度を決めず、自分が普段どの靴を履いているかに合わせて分類を調整してください。
価格と必要性 購入時に高かった靴は、その価格とは別に、今も履く用途があるかを確かめてください。傷みや現在の使用状況、靴箱に収まる量を見ながら判断します。残すか手放すかを、購入価格だけで決める必要はありません。
箱に入れる前 別の場所で箱に入れて保管する靴は、使用後の汚れを落とし、乾燥させてからしまいましょう。乾燥に必要な時間や手入れ剤を一律には決められません。ここでは、汚れや湿りを残したまま箱へ入れないことを確認します。
日常品の位置 毎日履く靴には取りやすい位置を割り当て、出番が少ない靴と同じ条件で並べなくても構いません。季節が変わったり、よく履く靴が変わったりしたら、以前の分類に合わせ続けず、使用頻度に応じて位置を変えましょう。

靴の種類や購入価格だけで決めず、今の使用頻度と保管先の余裕を確かめましょう。

靴の高さと棚の間隔を合わせ、余った空間を見直す

靴の高さと棚の間隔を合わせ、余った空間を見直すの要点と図解

靴箱を増やす前に、高さの近い靴をまとめ、今ある棚との組み合わせを見直しましょう。棚の高さを変えられる構造なら、靴に合わせて調整します。追加棚やスペーサーはその後の選択肢として、靴を載せた状態の寸法と、取り付け条件や耐荷重を確かめて選んでください。

背の高い靴と低い靴を同じ段に混ぜると、高い靴に合わせた棚間隔が必要になります。用品の追加だけを考えず、棚が動くか、靴を載せても収まるか、取り付け条件と耐荷重に合うかを確認しましょう。用品そのものが置けても、靴の出し入れまでできるかは別の確認が必要です。

  1. 棚板の位置を変えられる靴箱かを、実物で確かめてください。可動棚なら靴の高さに合わせて調整できますが、固定棚まで同じ方法で変えられるわけではありません。棚を動かせることを前提に用品を買わないようにします。
  2. スペーサーや追加棚を選ぶときは、用品の幅や高さだけでなく、靴を載せた状態で棚に収まるかを確かめましょう。靴箱と収納する靴によって組み合わせは変わるため、収納量が一律に増えるとは考えないでください。
  3. 薄いサンダルは、靴底同士を合わせてかごにまとめる置き方を、形に無理がない場合に検討できます。装飾や厚みのある物まで同じように収めず、実物を合わせて、かごに入ることと取り出せることを確かめてください。
  4. 積み重ねて使いたい箱は、その使い方に対応し、必要な靴を取り出せる構造かを見てください。側面から開くケースも選択肢ですが、すべての箱が同じ仕様ではありません。使用頻度と開け方を合わせて検討しましょう。

棚の構造、靴を載せた寸法、取り付け条件と耐荷重を、用品を選ぶ前に確認しましょう。

家族ごとの場所と、本人が戻せる高さを決める

家族ごとの場所と、本人が戻せる高さを決めるの要点と図解

家族の持ち物が混ざるときは、一人ひとりの収納範囲を決め、本人が使いやすい位置へ割り当てましょう。確認したいのは、自分の場所が分かること、本人が取って戻せる高さであること、迷う場所に表示があることです。家族の区画を同じ広さにそろえる必要はありません。

分類ができていても、使う本人に場所が伝わらなかったり、戻す動作がしにくかったりすれば、配置の見直しが必要です。子ども用品は大人の扱いやすさだけで決めず、本人の動作を見てください。家族別の範囲の中で種類を分けるなど、分類方法を組み合わせることもできます。

子どもの靴は、本人が取って戻せる低い位置を候補にします。大人が並べやすい高さだけで決めず、実際に使う子どもに動作を試してもらいましょう。身長から一律の棚高を計算せず、現物と動きで確かめてください。ヘルメットは、子どもの背丈に合うオープン棚を候補にし、見えていて取り出せるかを確認しましょう。棚へ置けるだけで判断せず、使ったあとに本人が同じ場所へ戻せるかまで試すと、位置を検討しやすくなります。

中身が分かりにくい箱や、家族が置き場を迷う場所には、用途や使用者の表示を加えましょう。すべてを細かく分類して表示する必要はありません。誰が見ても戻し先を判断できるかを、表示の要否を決める基準にします。収納場所を変えたら、使う家族にもその位置と分け方を伝えましょう。戻せない状態を努力不足と決めず、場所が分からないのか、本人が扱いにくいのかを確認します。表示や棚の位置を変える余地も含めて考えてください。

家族の範囲、本人が使える高さ、迷わない表示を、使う人と一緒に確かめましょう。

追加収納は、置ける寸法と出入りのしやすさで選ぶ

追加収納は、置ける寸法と出入りのしやすさで選ぶの要点と図解

収納を追加するときは、何の置き場が不足しているかを決めてから用品を選びましょう。確認するのは、収納する物を含めた寸法、物を入れた状態でのドアの開閉、家族が出入りする場所との関係です。空いている面に取り付けられることだけで、採用を決めないようにしてください。

大きな収納は量を確保できても、玄関の広さとの組み合わせによって圧迫感が出ます。日常品を取りやすく見せるか、目隠ししたい物を隠すかでも必要な形は変わるため、量と見た目、動作を合わせて考えましょう。壁面収納などを新設する比較は、今ある家具の配置替えと分けて扱います。

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観点 確認すること
不足する役割 追加したい理由を、靴を置く、傘をまとめる、日常品を取りやすくする、といった役割で言葉にしてみましょう。靴箱、ドア、土間と壁面を見渡し、不足している役割をどこで補えるかを考えてから用品を探します。
見せる収納 よく使う物は、取りやすいオープン収納を候補にできます。扉の開閉を含む動作と見た目のどちらを優先したいかを考え、日常品の置き場を選びましょう。玄関にある物をすべて見せる必要はありません。
隠す収納 細かな持ち物や目隠ししたい物には、扉付き収納を組み合わせる方法があります。普段履きは取りやすく、季節物や掃除道具は隠すなど、用途によって分けても構いません。見せるか隠すかを玄関全体で統一する必要はありません。
新設時の比較 確認されている範囲では、壁面収納は量と圧迫感、カウンター型は視界と収納量、フロート型は下部利用と奥の掃除が比較点になります。新設や改修を考える場合の違いとして捉え、既存家具の配置替えと分けましょう。

物を入れた寸法とドアの動き、家族の出入りを確かめてから、追加収納を選びましょう。

靴以外の物にも定位置を作り、玄関を整えやすくする

  • 鍵と外出用品は、使う場面に合わせてまとめる
  • 郵便物の一時置きには、次の行き先を用意する
  • 傘と雨具は、必要量と濡れた後の置き場を分けて考える
  • バッグ・上着・趣味用品は、動線と形に合わせて置く
  • 季節の入れ替えと小さな見直しで、置き場を更新する

鍵と外出用品は、使う場面に合わせてまとめる

鍵と外出用品は、使う場面に合わせてまとめるの要点と図解

鍵や外出用品は、毎日使う物の戻し先と、同じ用事で使う物のまとまりを分けて考えましょう。鍵はトレーへ置くかフックへ掛けるか、手持ちの物で試して選びます。特定の外出用品は一組にし、箱へまとめるなら用途を表示して、家族にも置き場が分かるようにしてください。

小物の収納では、戻す動作、使う場面、場所の共有という三つの観点が役立ちます。置く方法と掛ける方法では手の動きが違い、毎日の鍵と特定の用事の持ち物では取りやすさの優先度も変わります。物の種類だけで細分化せず、実際の使い方に合うまとまりを考えてみましょう。

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観点 確認すること
玄関に置く物 玄関で実際に手に取る小物を確認し、使わない物まで集めないようにしましょう。鍵以外の物を置くかは家庭の必要性で決めます。例に挙がる小物をそろえることより、日常の外出で使う物の戻し先を整えてください。
フックの動作 鍵をフックへ掛ける方法は、手持ちの鍵を掛け外しできるかで検討しましょう。形や個数によって扱い方が変わるため、トレーより使いやすいと一律には決められません。実際の鍵で戻す動作を比べてください。
用途で一組 とされている範囲では、学校訪問用のネームカードと携帯スリッパを、表示付きの箱で一組にする家庭の例があります。全家庭の準備物としてそろえるのではなく、実際に同時使用する持ち物をまとめる考え方として取り入れましょう。
箱の表示 中身が見えにくい箱には、何に使う物かを示す表示を付けましょう。種類名を細かく並べることだけが分類ではありません。外出の用途でまとめた場合は、その用途が分かる表示にして、取り出す場面と対応させてください。

鍵は戻しやすい一か所へ、外出用品は一緒に使うまとまりと分かる表示を整えましょう。

郵便物の一時置きには、次の行き先を用意する

郵便物の一時置きには、次の行き先を用意するの要点と図解

郵便物が棚上に積み重なるときは、入れ物と合わせて、その先へ移す方法を決めましょう。すぐ運べる物は室内の所定位置へ、家族への受け渡しが必要な物は玄関の一時置きへ、と分けて考えます。一時置きにする場合は、誰が回収するかも決め、鍵などの戻し先と混ぜないようにします。

鍵の定位置とは違い、郵便物の一時置きには、その先で内容を確認したり保管したりする役割が残っています。蓋なしの入れ物や収納ポケットは置き場の候補ですが、入れるだけで書類の整理まで終わるわけではありません。入れ物の形だけで解決を考えず、移動先と回収する人も確かめてください。

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観点 確認すること
直接運ぶ方式 受け取った本人が室内の所定位置へ運べる郵便物なら、玄関で一度置くことを前提にしなくて構いません。玄関に置く方法もあるからと全部を残さず、そのまま持ち込める物と受け渡しが必要な物を分けて考えましょう。
受け渡す方式 家族宛ての郵便物など、その場で本人へ渡せない物には、一時置きの場所を作る方法を検討できます。玄関を保管の終点にせず、宛先の家族が受け取ったあとにどこへ移すかまで、家庭内で決めておきましょう。
回収の担当 一時置きした郵便物は、各人が帰宅時に自分宛ての物を回収するなど、受け取る人ときっかけを決めてください。家庭ごとの動きに合わせてよく、すべての郵便物を同じ人が運ぶ方法にそろえる必要はありません。
残った紙類 入れ物を設けても同じ書類が残っているなら、回収する人や移動先が決まっているかを見てみましょう。入れ物を大きくすることだけを先に考えず、一時置きから先へ運ぶ方法が使えているかを確かめてください。

郵便物の一時置きは、入れ物、次の行き先、回収する人を組み合わせて決めましょう。

傘と雨具は、必要量と濡れた後の置き場を分けて考える

傘と雨具は、必要量と濡れた後の置き場を分けて考えるの要点と図解

傘と雨具の収納は、傘の必要量、保管場所、濡れた後の一時掛けを分けて考えましょう。傘は家族が使う物と予備の必要性を見直し、ドア収納を使うなら用品との適合と開閉を確認します。濡れたレインコートには、乾いた物の保管とは別の役割として、乾かすための掛け場所を考えてください。

傘の本数を見ないまま傘立てだけを大きくすると、置き場も大きくなります。床から浮かせる収納は床掃除のしやすさを考える候補ですが、水滴の処理まで不要になるわけではありません。保管するときの収まりに加えて、雨の日に使って戻った状態でも出入りできるかを確かめましょう。

傘立てを選ぶ前に、家族が使っている傘と、使われないまま残っている傘を分けて見ましょう。急な雨などで増えた物も、現在の使用状況を確かめます。本数だけを減らすことを目的にせず、必要な物を判断してください。ドア収納は傘を収めた状態で、開閉の邪魔にならないかを見ます。取り付けられることと、普段どおりに使えることは分けて確認してください。用品だけの寸法で判断せず、収納する傘との組み合わせを確かめましょう。

レインコートは、雨の日に帰宅してから乾かす間の掛け場所を考えておきましょう。乾いた物をしまう場所だけでは、その場面の置き方が決まりません。濡れた物の一時使用と、乾いた物の保管を別の役割として整理します。傘を床から離して収納する方法は、床掃除のしやすさを考える候補になります。ただし、浮かせたことで水滴の処理や用品の手入れまで省けるわけではありません。収納場所の周囲も含めて、掃除できる配置かを見てください。

必要な傘の量と保管場所、濡れた雨具の一時掛けを分け、使った状態で出入りを確認しましょう。

バッグ・上着・趣味用品は、動線と形に合わせて置く

バッグ・上着・趣味用品は、動線と形に合わせて置くの要点と図解

バッグや上着、趣味用品は、帰宅時に片付ける動きと、物の形に合わせて置き方を選びましょう。確認するのは、帰宅して手放す位置との関係、掛ける物の形と重さ、大型用品の寸法と通り道です。掛ける収納、見渡せる収納、下部の空間を使う収納を、物に応じて考えてください。

バッグや上着の定位置は、帰宅時の動きの中に組み込めます。一方、吊り下げには取り付け条件や耐荷重、道具を並べる収納には見え方、大きく重い物には収まる空間と出し入れの確認が必要です。同じフックやボックスですべてを扱おうとせず、それぞれの使い方に合うかを見ましょう。

上着を玄関へ置くかは、帰宅時に片付ける場所として使いやすいかで考えてください。玄関に収納することから、花粉や病原体を室内へ持ち込まない効果までは判断できません。収納場所と動作の関係に絞って選びましょう。帽子を見渡せるようにしたいなら、突っ張り棒とピンチで吊るす方法を、形に合う場合の候補にできます。ただし、どんな素材でも挟める、跡が付かないとはいえません。選びやすさと、挟む方法への適合を分けて考えます。

趣味の道具は、有孔ボードに分けて掛け、見渡して取り出せる置き方も検討できます。収納したい道具の重さに対し、ボードとフックの耐荷重、壁への固定条件が合うかを確認し、見せる方法だけで設置を決めないでください。ベビーカーなど高さのある物は、収納下や土間に置く場合も、実物と空間の寸法が合うことが条件です。置いた姿だけでなく、出して使う動きも考えましょう。通り道へはみ出さず、必要なときに取り出せるかを確認します。

帰宅時の動き、掛ける物の形と重さ、大型用品の寸法と通り道を、それぞれ確認しましょう。

季節の入れ替えと小さな見直しで、置き場を更新する

季節の入れ替えと小さな見直しで、置き場を更新するの要点と図解

整えた玄関が使いにくくなったら、季節の入れ替えや物が増えたと気付いたときを、置き場の見直しに使いましょう。確認したいのは、季節の靴のサイズと状態、箱の中身と戻し先の分かりやすさ、収納の周囲を掃除できるかの三点です。決まった日程で全体を片付け直す必要はありません。

季節が変わればよく使う靴も変わるため、以前の配置をそのまま続けるより、今の使い方に合わせて検討できます。箱へしまった物も、中身や開け方を確認しておきましょう。増えやすい物だけに対象を絞る方法も取り入れ、置き場や表示を変えたときは家族へ共有してください。

  1. 季節の靴を取り出すときは、今も履けるサイズか、手入れが必要な状態かを見てください。普段履きと季節用を分けておけば、入れ替える場面で確認できます。毎月などの共通の日程を設けることを前提にしなくて構いません。
  2. 出番を終えた靴を箱に入れて別室へ保管するなら、汚れを落とし、乾燥させてからしまいましょう。季節の入れ替えも、保管前の状態を確かめる機会にできます。素材別の方法や乾燥時間を一律に当てはめないでください。
  3. 箱は上から開ける物と側面から取り出せる物で、使う動作が違います。積み重ねたい場合も、その使い方に対応する仕様かを確かめましょう。同じメーカーの箱というだけで、どれでも組み合わせて使えるとは判断できません。
  4. 使う物に合わせて置き場を変えたら、家族にも新しい場所と分け方を伝えてください。表示だけが以前のままなら、現在の中身や用途に合わせて更新します。収納の見直しは、家族が戻し先を判断できる状態まで含めて考えましょう。

季節の靴、箱の分かりやすさ、掃除できる配置を確かめ、変えた置き場は家族へ共有しましょう。

まとめ

この記事のまとめです。

  • 靴箱の上やたたきなど、今回見直す場所を一か所に絞ってから物の用途を確認しましょう。
  • 出ている物を一律に片付けず、使用中なのか、戻し先がなく残っているのかを確かめます。
  • 靴は種類名だけで使用頻度を決めず、現在履く場面と靴箱に収まる量を照らして選んでください。
  • 低頻度の靴を別室へ移すなら、保管先を確保し、箱へ入れる前に汚れを落として乾燥させます。
  • 棚を調整できる構造かを確かめ、収納用品は靴を載せた寸法と出し入れの動作で比較しましょう。
  • 家族の収納範囲を決め、子ども用品は本人が取って戻せる位置かを実際の動きで確認します。
  • 収納を追加するときは、物を入れた状態でドアを動かし、人の出入りを妨げないか見てください。
  • 鍵は置く方法と掛ける方法を試し、同じ外出で使う持ち物は用途の分かるまとまりにします。
  • 郵便物を一時置きする場合は、入れ物だけでなく、回収する人と室内の行き先も決めましょう。
  • 傘は必要な本数を見直し、濡れたレインコートの一時掛けを乾いた物の保管と分けて考えます。
  • バッグや趣味用品は形や重さに合う方法を選び、大型用品は収まる寸法と通り道を確かめてください。
  • 季節の入れ替えには靴の状態も見直し、置き場や表示を変えたら家族へ新しい使い方を伝えましょう。

玄関収納を整理するコツを試すなら、気になる一か所で、何が置かれ、どこへ戻す必要があるかを確かめてみてください。物の用途を見てから置き場を考える順にすると、玄関へ残す物と室内へ移す物を分けて検討できます。

同じ靴や小物でも、使う頻度や使う人によって適した位置は変わります。家族の収納を同じ広さにそろえることより、それぞれの日常品に手が届き、戻せるかを見てみましょう。分類の見た目と実際の使い方を照らして配置を選んでください。

玄関に残す物の判断には、普段とは違う出番も含めて構いません。特定の用事に必要な靴を、履く回数が少ないという理由だけで手放す必要はないからです。必要性を確認したうえで、玄関での取りやすさと別室の保管余力を比べてみましょう。

使い始めた収納は、家族が迷う場所や、戻すときに物をよける動作がないかを見てみましょう。戻されない物があれば、場所を知らないのか、手が届きにくいのかを確かめます。入れ物を増やす前に、位置や表示を変える余地を探してください。

整活案内人
収納用品を探す前に、置きたい物を決め、取る動作と戻す動作をその場で試してみてください。

よくある質問

靴箱がいっぱいですが、履く回数の少ない靴は処分した方がよいですか?

履く回数だけで処分を決めなくても構いません。今後使う用途と傷みを確認し、必要な靴なら別室の保管場所も検討しましょう。移動先に余裕がない場合は、そのまま移すことを前提にせず、靴箱に残す物と配置を見直してください。

狭い玄関では、床置きの棚よりドア収納を選ぶ方がよいですか?

ドア収納が使えるかは、ドアと用品の適合や、収納する物によって変わります。床を使わない点だけで選ばず、物を入れた状態で開閉を妨げないか確かめてください。棚を置く場合も、奥行きと人の出入り、物を取り出す空間を合わせて比較しましょう。

郵便物用のかごを置いても紙がたまるときは、どう見直せばよいですか?

同じ紙が残るなら、誰が回収し、室内のどこへ運ぶかを確認してみましょう。かごを大きくする前に、帰宅時に自分宛ての物を取るなど、移すきっかけを決めてください。そのまま室内へ運べる郵便物は、玄関に一時置きせず所定位置へ持ち込む方法も選べます。

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この記事を書いた人

「身近な整理が暮らしの質を上げる」をモットーにするブロガー。
断捨離を意識的に生活に取り入れることをお手伝いします。

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